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フールのサブブログ

PFCS 用のサブブログです。黒髪ロング成分はあまり含まれておりません。

ルビネルとタニカワ教授 PFCSss

ルビネル
 白い肌、赤い瞳、黒い長髪、黒い学生服。妖怪の中でもアルビダという種族産まれ、妖怪の持つ力である呪詛について研究している。
 研究について語ると延々と話続けてしまう悪い癖がある。普段は自重するし、ガーナ王やグリムと話したときもしっかりと分別をつけていたが、タニカワ教授対しては容赦しない。


タニカワ教授
 実年齢よりも十歳は若く見られる教授。呪詛研究の権威。主に女子生徒に人気だが本人は自覚していない。
 端からはルビネルと一緒に超真面目に研究していると見られているが、実際には研究よりもルビネルへの突っ込みに神経を使っておる。




 「あー、イケメンになってかわいい女の子からモテたい」

 「ルビネル、モテたい、というのは分かるが、研究室でレポートを書きながら言うべき言葉じゃないだろう?」

 「そうですよね、タニカワ教授!やっぱり男足るものハーレムに憧れますよね」

 「話を最後まで聞いてくれ。……まあ、時代錯誤のような気もするけどな。私の子供の頃はそういうのも流行った時代があったが……って、君は女だろう、ルビネル」

 「生物はもともと子孫を繁栄させるように、優秀な個体と結び付きたい、という根元的欲求があるんです。モテたい、というのはごくごく自然だと思います」

 「うん、女同士で何しようが子孫繁栄は不可能だけどね?片方がオカマでもない限り」

 「というわけでナンパ本や恋愛本を図書館からかき集めてきました」

 「借りてきたのは分かるが、それをわざわざ教授である私の前で広げる。その神経がわからないんだが。っていうか研究室にそんなものを持ち込むのは校則違反じゃないかな」

 「気のせいです」

 「正々堂々嘘をつくな」

 「話を戻しますね。ここにあるナンパ本に書かれている恋愛テクを統計して、その傾向を見る研究をレポートに書いているところだったんですけど……呪詛の研究してるのに恋愛心理のレポート提出しても、受け取ってもらえないんじゃないか、ってことに先日気づいたんです」

 「そういうのは書き始める前に気づこうな?」

 「話は変わりますが、妖怪の呪詛の強さは、感情によって左右されると言われてますよね」

 「あ、ああ。前触れもなく真面目な話をすると頭の切り替えが追い付かないんだが」

 「後で補足するんで大丈夫です。そういえば、つり橋効果ってありますよね。心臓がドキドキしてる時にきれいな異性と一緒にいると、恋のドキドキと錯覚する、っていう」

 「有名な恋愛心理だが、それがどうした?話がまったく見えてこない。あと、補足されたところで理解できる自信がない」

 「そこで、

 1.普通に呪詛を発動した時。

 2.つり橋でかわいい子に話しかけられた後、その子に呪詛の発動をお願いされた時。

 3.つり橋でかわいい子に話しかけられ、特に魅力的とは思わなかったけど、その子に呪詛の発動をお願いされた時。

 呪詛の威力に差が出るのか。それの集計をとってレポートにまとめたいと思っています。それで、タニカワ教授にも集計処理をしてもらおうかと」

 「え……」

 「?どうしました」

 「冗談と思って聞いていたら、思いの外真面目な研究内容だったから驚いた」

 「因みにドレスタニアの外交官であるエリーゼさんに協力してもらい、100人の妖怪をかき集めました。来週辺りにお願いできますか?」

 「新聞とかで普通に載っているような国家の重役であるエリーゼ外交官に何で協力が得られたのか、そもそもどこで知り合ったのか気になるが置いておこう。う~ん……来週は協力は難しいかな。テストの採点が……」

 「えっ……そう……です……か……」

 「ああ、もう、そんな顔をするな、ルビネル。わかった、一緒にやろう」

 「いいんですか!やった、本で読んだ通りです!研究の成果ッ!」

 「グフゥ!」