フールのサブブログ

PFCS 用のサブブログです。黒髪ロング成分はあまり含まれておりません。

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夢見る機械 連載小説概要

あらすじ 登場人物 セレア タニカワ教授 スミレ ライン・N・スペクター ガーナ元国王 第一話 あらすじ 都市国家カルマポリス。そこには妖怪とアルファ、人間と呼ばれる種族が住んでいた。妖怪は呪詛と呼ばれる力を行使できる人類。アルファはAIを搭載したア…

ひな祭りの外側 ━ハサマ王編 上━ PFCSss

━━時系列不明━━ 数百人は入れる礼拝堂。その祭壇に座り、もくもくと読書を進める人物がいた。その背後には、高さ十数メートルにもなる巨大な壁画が描かれている。 壁画に描かれた人物の胸像は、酷く異様なものだった。その人物はげっそりとした顔つきで眼球…

竜の試練 ー 老人編 ━

俺にはハサマ王のような圧倒的な観察力はない。ガーナ王のようなカリスマ性もない。オムビスのような勇気も、クォルのような力もない。精霊の加護も雀の涙程。そんな力が竜に通じる訳がねぇ。これを知恵と努力と策で逆転するのが俺だッ! ━━以下、ガーナ王の…

サブブログ開設!

皆さんこんにちは。フールです。こちらのブログでは主に企画ものの記事を出していこうと思います。只今連載中の『幻煙のひな祭り ━前日━』もこちらの方で投稿していくので、どうかお間違えのないよう、よろしくお願いします!これで、なにも気にせず企画に没…

幻煙の雛祭り ━前日━ リーフリィ編 PFCSss5

「で、あんた次はどこに行くんだ?この流れだと普通『ライスランド』か『リーフリィ』、『チュリグ』たが」 ドクターレウカドは地図を指差し、アンティノメルから東に指を動かした。 「今回は『リーフリィ』に行こう。三人の猛者がいる。『ライスランド』は…

幻煙の雛祭り ━前日━ アンティノメル編 PFCSss3-4

私はドレスタニアから『とある乗り物』に乗って高速でアンティノメルへと飛んだ。 国北西に位置する廃校舎。闇取引にはうってつけの場所でありヒーロー(犯罪を取り締まる組織)も目をつけている。 その二階の教室に私は踏み込んだ。もちろん黒いコートにトレ…

幻煙の雛祭り ━前日━ レウカド編 PFCSss1.2

pfcs.hatenadiary.jp ⬆のひな祭り企画のssです。今回は交流目的で作品を作るため、他のPFCS作品の名称やキャラの名前も積極的に出していくつもりです(嫌だったらごめんなさい)。 Twitterで許可(?)をとったので、早速今回からゲストが登場します! ━━ 何に使…

鳩野郎のエルギス

エルギス 見た目:セミロングの白い髪と細い目、細い体に似合わぬ内筋。眼鏡が本体という噂がつきまとう。 種族:精霊職業:土建年令:まだまだ若い学力:専科は最高。理系ではない。出身:ドレスタニア 「趣味はサンドバックをぶん殴ることです。ん?何か問題でも…

老人とガーナ王

⬆長田さんのキャラよりガーナ王 世界的指名手配を受けている老人。諸事情により乗っていた船が沈没、ドレスタニア王国に漂流したところに運悪くドレスタニアの正規兵に見つかった。 手負いで体力を消耗している状態で、持ち物の殆どは漂流中に失った挙げ句、…

カルマポリス 3

道路両脇の街頭ですら緑色に発光する。私は車道の両端に作られている歩道を歩いていた。途中で走り回っている子供とぶつかりそうになり、靴底に仕込んだボールペンを操り、足を動かさない反復横跳びのような感じで避けた。 道行く人はセール品かなんかの大き…

カルマポリス 2

3 木製の長机とイスが規則正しく並んでいる。それらは部屋の前方にあるボードに向けられている。ボードには『休日の特別講義━━カルマポリスのシンボル依存問題』と書かれていた。 教室に生徒はいなかった。どうやら体育館に避難したらしい。 「ここなら廊下…

霧の街カルマポリス PFCSss

信仰都市国家:カルマポリス その昔強大な力を持つ魔法使いがいました。魔法使いは彼の持つ魔法で人々を支配しようとしました。しかし、勇敢な若者たちが魔法使いに挑み、力を会わせ、魔法使いの魂を封印しました。 魔法使いの力と肉体、そして魂はワースシン…

PFCS カルマポリスについて(4.9更新)

pfcs.hatenadiary.jp 信仰都市国家:カルマポリス ●カルマポリス 妖怪が作り上げた都市国家。ワースシンボルから得られるエネルギー(既存のエネルギーに例えるなら電線を繋げなくてもいい電気)により、工業や貿易が発展している。 町の風景は驚くべきほど近代…

巨大生物ラ・ゼロイド・マギ (PFCSのss)

ドレスタニア行き、ベリレア西部の密輸船にて。 わたしは子供一人が体には入れそうな位大きい図体を、粗末な座席に無理矢理押し込んでいた。潮風が吹き付けるが私のコートは頑なにそれを拒んでいる。 目の前に穏やかな海が広がっている。 「また、ペストマス…