フールのサブブログ

PFCS 用のサブブログです。黒髪ロング成分はあまり含まれておりません。

エスヒナ×アウリィ×ルビネル

注意:坂津さんとの交流ssです。
(id:sakatsu_kana)

 文章の量を半分以下に削っています。フルバージョンももちろん書きましたが、とても掲載できる内容ではないので割愛。






 アウレイスの部屋にて、私は黒髪の少女と銀髪の少女と向き合っていた。

 「この子が私の友達のエスヒナよ」

 銀色の髪を揺らしながらアウレイスそういうと、黒髪でいかにも活発そうな女の子が肩をぎゅっと掴んだ。ビクリとアウレイスが体を震わせた。褐色の肌が、アウリィの白い肌と触れ合う。

 「こんにちは。あたしがエスヒナ。よろしくね?」

 エスヒナは向日葵のように屈託のない笑顔で私に笑いかけてくる。さらに握手を求めて右手をつきだしてきた。
 私は左手と右手で包み込むように握手に応じた。

 「私はルビネル。『アウレイス』の友達よ?」

 私はアウレイスに軽く目配せしてから答えた。

 「ああ。あんたのことは聞いてるよ。『アウリィ』が初対面で心を許すなんて、そうとう優しいんだねぇ?」

 「あら、『アウレイス』から聞いていたのね。私のコト」

 信じられない、といった顔でエスヒナは私を見つめてくる。私は握ったままのアウレイスの甲を、軽く人差し指でなぞりながら微笑みを浮かべた。
 手を通して、エスヒナがゾワゾワしているのを感じた。これなら、行けそうね……。

 (やたら距離感の近い人だなぁ~(汗)でもアウリィが心を許してるんだからすごくイイ人なのは間違いないね。失礼のないようにしなくっちゃ!それにしても、すべすべしてて気持ちいい手だなぁ)

 「とりあえず、『アウレイス』からどんな人だって聞いているの?」

 ルビネルはそっとエスヒナの手を撫でながらにこりと微笑んだ。

 「そうだなぁ、色々言ってたけど、一番は『魅力的』かな?中毒性のある魅力とかなんとか?だったよね、アウリィ。あとは綺麗とか優しいとか?」

 (しかしこの手は・・・これが中毒性?)


 「そうなの。ルビネルはすごく魅力的なのよ。一度見たら一生忘れられないくらい……」

 「それは、いいすぎよ。別に私はただの学生。『アウレイス』みたいに清らかな心は持ってないしね?」

 怪しい視線をアウレイスに投げ掛ける。アウレイスは何かを思い出したかのように目線を逸らした。

 その間もゆっくりとエスヒナの手をなで続ける

 「ルビネル、って呼んで良いよね?」

 「呼び捨てで構わないわ。あだ名で読んでもいいのよ、エスヒナ?」

 「じゃあ!そうだ、ルビィってのはどう?」

 「ルビィ……いいあだ名ね」

 「あぁ、そーだ。あたしのことはヒナって呼んでくれる?アウリィはどーしてもヒナって呼んでくれないんだけどね(笑)」

 「ありがとう、お言葉に甘えるわ」

 一息ついて、エスヒナは言った。

 「ルビネルはさ、撫でるの上手だね!手を撫でられてるだけなのにこんなに気持ちいいなんて、初めてだよ。マッサージか何かかな?すごいね!」

 一方ルビネルは手応えを感じつつも、あくまで平生通りの表情で微笑む。

 「フフフッ、教えてもらったの。女の子を撫でるときは相手の気持ちを考えて丁寧に撫でなさい、と。女の子は誰もがお姫様である権利があるの……」

 「あたしがお姫様!?あっはっはっ!そんなガラじゃないよ。無いけど、でも、そう言われるのも悪くないね。」


 余韻を残しつつ、静かに手を引くルビネル。さりげなくアウレイスの顔を伺う。ルビネルはその表情に満足しつつ、エスヒナと話続ける。


 「それにしても、あなた……なるほど……」


 興味深げにエスヒナを見つめる


 「ん?あたしの顔に何か付いてる?そんなにじっと見詰められると照れちゃうよ~」

 「ヒナ……照れてる顔、見惚れちゃうわ」


 エスヒナの頬に手を伸ばす。

 アウレイスは何かを悟った様子で、ゴクリと唾を飲んだ。

 「あ、呼んでくれるんだ。アリガト!ルビィのマッサージは手だけじゃなくて顔にもできるの?それにしてもすごく綺麗な髪だね、ルビィ。あたしは見ての通りバサバサだから、羨ましいよ~。」


 そう言いながらエスヒナは目を閉じ、顔をルビネルに差し出した。

 (抵抗しない。興奮もしない。妙な気分だわ。アウリィが言っていたのはこのことね)


 「あなたが望むなら何度だって読んであげるわよ、ヒナ」


 左手で自らの髪をさっとかきあげる。ルビネルはエスヒナの頬を右手の人差し指と中指でつーっとなぞった。そして、顎のところで止めた。


 「髪の毛、誉めてくれてありがとう。とても嬉しいわ。ヒナの顔もとっても素敵よ。さわりごこちが滑らかで、よく手入れされているのがわかるわ……」

 「イヒヒッ。ルビィは優しいねぇ!あンっ、それくすぐったいよぉ。ねぇ、このマッサージってアウリィにもしてあげたの?」

 (さっきからアウリィが緊張してるみたいに見えるけど、どしたのかな?)


 「『アウリィ』?エスヒナにどこまでシテイイノ?」

 ルビネルはあえて呼び方をかえてアウレイスに聞いた。本音が聞きたいという暗黙の意思表示である。


 (ん?ルビィもアウリィって呼ぶんだ?・・・どこまでして良いって、本格的なマッサージかな?)

 「あのね、ルビネル、私もよく分からないの・・・今までエスヒナのことをそういう目で見たこと無かったし、でも私、もう我慢できない・・・」

 アウレイスは身をくねらせながらルビネルの袖をつまんだ。

 (幸せなとこ?マッサージで?)

 「フッ……フッ……早すぎよ。そんな子にはお仕置きしてあげるわ」

 お仕置き、という単語でアウレイスは頬をさらに紅潮させる。

 ルビネルはあえて上着を脱ぎ捨て、ワイシャツ姿でアウレイスに近づいた。

 そして、一気に引き寄せると、自分の唇でアウレイスの口を包み込んだ。
 荒ぶる舌をアウレイスの口内に挿入する。

 白い肌に指が食い込むほど強くアウレイスを抱き寄せる

 さらには、上体をアウレイス側に傾け、覆い被さるような姿勢でアウレイスの中を蹂躙する!


 「アウリィ!その躰!その表情!何もかもがいとおしい」


 息継ぎを挟み、さらに喉の奥まで舌を押し込む。
 口の回りが唾液でぐちょぐちょになり、顎から液が滴る。
 紅潮した頬はアルビダとは思えぬほどの鮮やかなものだった。
 ルビネルは眼前の快楽に瞬時に支配されてしまった。


 「ねぇ!ふたりとも!や、やめてよ・・・どうしたの?おかしいよこんなの・・・」


 狼狽するエスヒナ。劣情というものを理解できない以上、二人の豹変は自分の第三の瞳の影響としか考えられないが、しかしその瞳は額当てによって封じられている。

 ルビネルはエスヒナの言葉を耳にして、ようやくアウレイスの唇から自らの口を話した。


 「プハァ……ハァ……。あっ……、もったいない」


 二人の口を透明な糸が繋げていた。ルビネルはアウレイスの手ですくいとると、丹念に嘗めとった。


 「フゥー……フゥー……アウリィ……も……気持ちよかった?」


 ルビネルは残された理性で何とか正気を取り戻す。


 「もちろんよ、ルビネル・・・ねぇ、止めないで?もっと、もっとシテ欲しい・・・ほら」

 「止めてアウリィ!こんなの変だよ!」


 ルビネルはフフフッと微笑むと、エスヒナに語りかけた。


 「変じゃないわ。彼女は欲望に忠実に動いているだけだもの」

 自然な動きで、エスヒナからアウレイスを覆い隠すように、振る舞った。

 「このこはね、今とっても幸せなのよ?」

 ルビネルはアウレイスを胸に抱き、ゆっくりと撫でながら言い放った。

 「あなたにどう見られているのか、どう思われているのか。それすらどうでもよくなるくらい、とっねも……。ヒナ、心を許した人と触れあうのと、望まぬ人に触れられるのとは全く違うのよ!好きな人と交わす行為は、とても気持ちいものなの。心も体も満たされる幸せな一時、それが今のアウリィと私よ」

 「ねぇ、エスヒナも・・・来て?」

 恍惚の表情でアウレイスがエスヒナに呼び掛ける。

 「これが、幸せ?」

 エスヒナは恐る恐るアウレイスに近付く。ルビネルが体をずらし、エスヒナをアウレイスの、前に誘導した。




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翌日

①エウス村長とルビネル

エウス村長「アウレイスについて聞いていいかい?」

ルビネル「何でもいいですよ。癖、性癖、過去、トラウマ、髪の毛の先から足先まで全部知ってますよ?」

エウス村長「……ん?まあ、いいか。じゃあ、近況について」

ルビネル「教授を誘惑した直後に私の命を救いました」

エウス村長「…へ?」



エウスぽかーん


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②エウス村長とエスヒナ


エウス村長「エスヒナ?」

エスヒナ「はい?」

村長「昨日一室を貸してあげたが、何をしていたんだ?女の子同志が集まるとどんなことをするのか、単純に興味が沸いてね」

エスヒナ「えっと……マッサージしたりとか?」

エウス村長「マッサージ?意外だな?」

エスヒナ「……一晩中」

エウス村長「!?」


エウス「(私が耐えた意味よ・・・)」


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エウス村長「アウレイス」

アウレイス「はい?」

エウス村長「昨日の晩何があったか正直に話して欲しい」

アウレイス「エスヒナの悩みを聞いてあげて、私とルビネルの二人で改善してあげました」

エウス村長「よかった……」

アウレイス「え?」

エウス村長「やっぱり私の勘違いだったか」

アウレイス「?」

エウス「(マッサージについて深く突っ込まないでよかった・・・)」




③エウス村長とダクタス

エウス村長「ダクタスさん」

ダクタス「ん?随分と疲れているようじゃの?」

エウス「最近の女の子ってどういう友達付き合いをしているんだ」

ダクタス「一緒喋ったり遊びに行ったり……」

エウス「マッサージを一晩中したり……とか?」

ダクタス「はぁ?!」

エウス「いや……何でもない」

ダクタス「(エウス村長は相当お疲れのようじゃのう)」


④女食系女子三人



エスヒナ「そういえば、エウス村長どうしたのかな」

アウレイス「なんか、すごく疲れてるみたいだったけど。普段だったら厄介ごとにも嬉々と踏み込んでいく人なのに……」

ルビネル「ダクタスさんとも話してたし、何か深刻な問題でもあったのかしら」

エスヒナ「手助け出来ないか聞いてみよう!」



⑤女食性女子とエウス村長

エウス村長「三人そろってどうしたのかな」

ルビネル「村長、何か手伝えることがあれば言ってください」

アウレイス「一人で抱え込まないで下さい」

エスヒナ「あたしたちじゃ力になれないかもしれません、でも悩んでいるのなら話だけでも…」

エウス村長「(悩みの種が悩みがあるか聞いてきた)」




※このあと普通に談笑しました。