夢見る機械 連載小説概要
あらすじ
都市国家カルマポリス。そこには妖怪とアルファ、人間と呼ばれる種族が住んでいた。
妖怪は呪詛と呼ばれる力を行使できる人類。
アルファはAIを搭載したアンドロイド。
ごく少数かつ特殊な技能を持たない人間。
かつて彼らはワースシンボルと呼ばれる巨大な結晶から発せられる、第三のエネルギーによって栄華を極めていた。
時は流れ現代。ワースシンボルが妖怪の呪詛によって攻撃された。産み出されるエネルギーが低下し、町全体の機能が低下。前代未聞の危機に陥った。機能を回復するには、何者かがワースシンボルの最深部に行き解呪の札を貼らねばならない。そこで国が選出したのは、かつて兵器として産み出され、その過去を隠し妖怪として生活する一人の少女セレアであった。
社会という魔物に翻弄されるセレアの運命、そしてカルマポリスの真実とは……。
登場人物
セレア
セレア
兵器として産み出され、その動力として魂を注入されたために自我をもったアルファ。その戦闘力は高く、国からの信頼も熱い。
学校では国の命令で妖怪として振る舞っている。明るく茶目っ気のある性格だが……。
タニカワ教授
タニカワ教授
セレアの学校にいる先生。面倒見がよく、生徒からの信頼も熱い。教師として非常に優秀であったため、セレアの監視および教育担当に抜擢された。しかし、当人は国からの命令よりも生徒の気持ちの方がよっぽど大切なようだ。
ライン・N・スペクター
デザイン・設定原案
長田克樹さん (id:nagatakatsuki)
ライン・N・スペクター
人間の呪詛研究者。呪詛をエネルギーに変換する機械を開発。それを利用してさまざまな嗜好品や発明を残している。とある研究の際に国から見限られてしまった。
ガーナ元国王
キャラ提供
長田克樹さん (id:nagatakatsuki)
ガーナ元国王
カルマポリスの同盟国であるドレスタニアの先代国王。冷徹で残忍な王だったと言われている。動力源に異常があると聞き来国した。