フールのサブブログ

PFCS 用のサブブログです。黒髪ロング成分はあまり含まれておりません。

料理コンテスト失敗まであと?日

www.kana-ri.com
⬆の小説の続き(?)です。なんと、今回の小説は合作!

登場人物
ルビネル:
 黒ロンの学生。妖怪のアルビダ。白く繊細な指を持つ。研究熱心な学生で、ハサマ王やガーナ王といった王族の方々からも、一目おかれている。
 胸はタオナンに負けるがプロポーションはすんごくいいらしい。


タオナン:
 料理人であるが今まで女性というだけで真っ当な評価を受けられなかった。そして今回のコンテストも出場枠が男性限定であった。だからその会場に男として出場し、料理界の男性主義を覆したいという至極真面目な子。

 栗色の髪でショートカット。胸にサラシ綿布を巻いているが、大きすぎる胸を隠せていない。


※注意
1.本編と全く関係ありません
2.今回の文は難解です。理解できる人とそうでないひとがいます。どちらかというと理解できない方が普通な気がします。
3.今回の料理はチョコレート一粒です。




料理コンテストの前か後かその夜か……



ルビネル「タオナン、椅子に座って力を抜きなさい。そう、いい子ね」

 白く細い指でチョコレートを一粒摘まむと、椅子の後ろからタオナンの上唇にひたり、と当てる。

タオナン「はぇっ?」
ルビネル「ほら、チョコレートよ。舌を前に出して、……綺麗なピンク色ね」

 わずかに出たタオナンの舌にチョコレートを溶かしていく……


タオナン「あ、あの・・・」
ルビネル「しっ、黙って。ほら、舌がお留守よ」
タオナン「んぅ・・・」
ルビネル「そう、良い子ね」
タオナン「あぅ・・・」
ルビネル「その可愛らしい舌でゆっくりと丁寧になめるのよ」


 タオナンの舌の動きにあわせてゆっくりと上下に動かす。

タオナン「はぁ・・・はぁ・・・」
ルビネル「じっくりと、愛でるように・・・」

 ルビネルはタオナンの耳元に顔を寄せた。互いの吐息が溶け合う。

ルビネル「今のあなた、とっても……可愛いわよ」

 ルビネルはもう片方の手でタオナンの唇を愛撫する。

タオナン「ルビネルさん、アタシ・・・もう・・・」
ルビネル「もう、何?」

 すでに溶けて無くなったチョコレートの代わりに、タオナンが舌先で追っていたのはルビネルの指であった。

ルビネル「はしたないわね・・・ふふふ」

 ルビネルの微笑に耳腔をくすぐられ、タオナンは意図せず椅子から腰を浮かせてしまう。

タオナン「ぅあッ!」
ルビネル「誰が、立って良いと言ったの?いけない子・・・」

 ルビネルは指でゆっくりと熱くほとばしるタオナンの口内をなぞっていく。唇と指の間に出来た隙間からクチュリ、クチュリと小さなが響く。

ルビネル「そんなに私の指を気に入ってくれたの?嬉しい・・・」
タオナン「ひっひがっ・・・」
ルビネル「体は正直よ」

 そして、人差し指と中指でゆっくりとタオナンの口を開いた。薄ピンクに染まった美しいタオナンの口内が顕になる。

タオナン「く・・・ぱぁ」
 
 タオナンの上唇から唾液がゆっくりと滴っていく。それを満足げに見届けてからルビネルが囁いた。

 「はい・・・よく、食べられました」